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屋久島で見て感じたもの

ワークショップ講師として屋久島へ

先日告知していた「野生獣の革の魅力」講演会で屋久島へ行ってきました。

 

革工房JACKはヤクシカの鹿革を使ってペットグッズを制作させていただいているので、今回声をかけていただきました。

 

ワークショップは子供から大人まで男女問わずたくさんの地元の人たちに喜んでいただきましたが、講演会とワークショップが同時開催だったため、泣く泣くワークショップは諦めたと言われるありがたい声もいただきました。

講演会では害獣となっている鹿の有効利用について、熱い思いを持った講師のお話が聞けるということで、地元の人たちもとても熱心に聴講されていました。

 

猟師、タンナー、デザイナー、クラフツマン、大学の環境学研究者、コンサルタントと、革に携わる各方面の人が離島で集結する機会はまずないだろうと言われ、たいへん貴重な時間を過ごさせていただいたと思います。

前日に講師の方々や関係者だけでヤクニク屋の実技講習会・勉強会が行われ、見学させていただきました。

屋久犬

屋久島では害獣になってしまった鹿の狩猟に忠誠心が強くとても勇敢な性格である屋久犬が使われます。

 

解体

動物の命を頂く人間が避けては通れない道。解体して精肉と革に分けていく作業。

革を扱う仕事をしている以上は見ておくべき作業段階。

革への第一段階

剥がした皮をすぐに血抜きし、塩を浸透させる。タンナーに出す前にこの処理を確実にできなかったら、いい革にはならないそうです。


ヤクニク屋のスタッフは、専門の先生方からとても真剣に処理の方法を学び、より良いヤクシカの革を作りたいという情熱がある素晴らしい人たちでした。

普段何気なく食べている動物のお肉も、革工房JACKが切って作品にしている革も、「命を頂いている」ということをちゃんと意識していかなければならないと感じたイベントでした。